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2005年05月06日

アーリーバーディ

これまでたくさんの新しいお友達にウェブ上で出会ってきましたが、すでに「音楽リンク」のカテゴリで紹介したApril bird*音楽と小鳥の部屋*のmayumiさんもそのひとりです。日常生活にあふれるふとした言葉を拾い上げてちりばめ、暖かいイメージと物語を作り上げ、優しいメロディで包みあげることができる素敵な方です。今日ご紹介するのは彼女の2003年の作品で、子供たちの視点から眺めた、飛び込んだ絵本の中の冒険のような優しく楽しい一枚。

アーリーバーディー/チェルシーテラス

earlybirdie.jpg


思い返してみれば、このチェルシーテラスというアーティスト名が目に留まったのは、僕がジェフリー・アーチャーを読みふけっていたときだったからでした。mayumiさんのサイトに行ってチェルシーテラスの作った過去の音楽を試聴しているうちに、なごみサウンドにはまってしまいました。

透明感あふれるウィスパーヴォイスで、高音も低音もきれいに抑制が効いて音量をコントロールしていろんな表現ができるの、すごいなあと思います。彼女のヴォーカルとコーラスを中心に、やわらかいガットギターやたて笛(かな?)、上品に味付けされたエレキギターのバッキング(この音好き!)がどこまでも心地よい音ですよ。

それと、ギターポップのジャンルでずっとやってこられた方だからだと思うんですけど、リズムの作り方が特徴的でこれもまた気持ちいい。普通メロディとそれに絡んでくるピアノだとかギターが掛け合い的に絡んで物語を語っていくんだと思うんですけど、この作品ではなんかリズムセクションが語りかけているような気さえしてくるぐらい、よく作りこんであると思います。

でも、やっぱり詩の世界がホントになごむんですよね〜。日本語のこんな基本的な言葉に、こんな豊かなイメージがあったんだなぁって気づかせてくれます。たとえば「りんご」っていわれたら、テーブルの上に置かれた赤い果物、ぐらいしか普通は思いつかないんですけど、このアルバムを聴くと全然違います。それは心を投影するスクリーンに映るものであったり、思い出がつまった心の象徴であったり、木の上で気持ちよさそうに揺れるものであったり、そして高揚した気分で光り輝くものだったりするんです。

もっと色々紹介したいんですが、こういうことが例を挙げればきりがないほどあるんです。それもある言葉がひとつの曲の中で終わるんじゃなくて、いくつかの曲で姿を変えながら絵本のような世界を描いていきます。

旅のはじまりを告げる、うきうきするような小さな旅からその道中でさまざまな登場人物が登場してこの世界の秘密を語りかけてくるような動きのある前半部分を経て、やがてゆっくりと夜の風景に移りHoly Night Moony Moon、そしてそれまでの展開からはドキッとさせられる、落ち着いて人生の真理を自分にも諭すようなSing Birdまで、アルバムとしても構成もとっても聴きやすくなってます。

優しい気持ちになりたいとき、ぜひ聴いてみてください。僕はしょっちゅう通勤のときに聴いてます♪ mayumiさんの描いたジャケット絵も素敵ですね。





posted by yossie at 01:15 | 東京 ☁ | コメント(2) | トラックバック(0) | CDレビュー
この記事へのコメント
ファッション
Posted by ダウン ブランド at 2013年08月11日 03:36
モンクレールダウンジャケット:光となる六十年に及ぶダウンジャケット、文化、http://www.southelectricservices.com/ファッションの分野では、衰えない古典続いた。

Posted by モンクレール レディース人気 at 2013年12月23日 15:04
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